出口治明氏の「「思考軸」をつくれ」を読んで、生き抜くチカラを考える。

ライフネット生命の社長さんである出口さんをあちこちで見かけるようになりました。

あのガチガチな環境の保険業界で60歳で起業しているんですね。元々は大手生命保険会社で働いていたようですが、満を持して「生命保険を正常な姿に戻す!」とスローガンを掲げているようです。

そんな保険業界のバイキングである出口さんが書かれた、「「思考軸」をつくれ」がとてもオススメです!

 

保険業界に突如現れた海賊

さて、日本の生命保険業界に現れた海賊・出口治明さんですが、彼の経歴はすごかった!

本では腰の低い感じなのに経歴をみてみたら、バリバリのエリートなんですよね。出世コースを走っていたタイプの人だと思います。

さて、そんな彼が初めた企業がライフネット生命という、インターネットをメインとした業態の保険会社です。「保険業界を正常な姿に戻す」というマニフェストを掲げて乗り込んできた、幕末の黒船さながらの企業です。

そんな彼が書いた著作がこの「「思考軸」をつくれ」(本の題名にカギ括弧がつくと読みにくい!)という本であり、実業家たる出口氏の生き方を垣間見ることができます。

普通にオススメです。内容も面白く参考になる部分がいっぱいあったしね。

 

「思考軸」をつくれ

ライフネット生命を創業したことで一躍有名になった、出口氏の思考回路を除くことができる一冊となっています。

「人間はこうあるべきだ!」というような高圧的な感じではなく、「私は〜な経験をして、こんなふうに生活してきました。その中で気付いたことは〜で・・・」というような感じで進んでいきます。

出口氏の体験談を基に構成され、それらを体系化させた内容となっています。

60歳で起業したり実業家の頭の中身が読める作品、といっても良いかもしれません。色々なことを考えて実践してきたアツい言葉が刻まれています。

 

思考軸

この本でいうところの「思考軸」というのは「自分の核」に相当しています。

今の時代は周りに流されやすく、自分の意志を持つのが最も難しいのかもしれませんが、出口氏は「周りに流されることなく、自分自身の価値観を持て」ということが言いたいんだと思います。

「レールに敷かれた人生を嫌うのではなく、個性というユニークさを身に付けてどこに属していても自我を保て」というメッセージだと僕は受け取りました。

近年、議論が激白化している「新卒フリーランス問題」や「大学辞めて起業問題」に対して、新しい視点を持ち込むものだと思います。もちろん「頭が禿げるほど考えて、明確な理由を持って行動を起こす」ならそれが正解だと思います。

それ以上に、そのプロセスにおける「考えた証」が重要なのではないか、ということです。

「思考軸」とは「自分で考えるチカラ」であり、周りに流されることなく自分で決定して、自分の羅針盤を持って大海原へ漕ぎ出せという「意思」なのでしょう。

 

そこにたどり着くための価値観とか、どういう経験をしてきたとかが書かれている本です。出口氏の経験から来る言葉なので重みがあって、言葉の意味を受け取りやすいと思います。

本書で幾つか気になった部分を紹介していきます。

 

「思考軸」をつくれ、名言集

直感は「ストックしてある知識や情報=インプット」の量が多ければ多いほどその精度が上がります。

人生において直感が大事だ!と出口氏は語っています。

 

いかなる条件下でも正しい判断ができる。未知の局面でも何が事実かを見極められる。本当の優秀さというのはこうしたことをいうのであって、これからの日本の社会が必要としてるのは、もちろんこちらの方です。

 

これから求められる人ってどんな人だろうか。そんな疑問に答えています。

 

何かを取れば何かを失う、決して「いいとこ取り」はできないのです。これを思考の軸に加えておくことで決断は確実に早まります。

 

決断を早めるコツは「トレードオフ」です。戦略とは何を得るかではなく「何を捨てるか」を考えるのが基本中の基本です。

 

「量」と同時にインプットの「幅」も大切です。

 

インプットについても言及されています。その中でのコツは下のように、色々なことに飛び込んでいくことだとおっしゃっています。

 

本でも人でも旅でも安住する場所を一度は捨て、新しいものに飛び込んでいくことが、深く多様なインプットを得るためのコツだと思っています。

 

インプットのコツとは!?出口氏のインプットの方法も余すことなく伝えられていました。全部の実行はムリでも、何かしらは取り入れたいと思っています。

 

この世はすべてトレードオフなのですから、何かを取れば何かをあきらめざるを得ないのです。そして、それを十分に理解した人から順番に、次の行動に移れるようになるのだと思います。

 

先程出てきた「トレードオフ」の考え方ですね。人生ではすべてをつかむことはできない。まずはその大原則を知ることから、僕らはスタートさせなくてはならないのかもしれません。

 

まとめ

ビジネスマンだけでなく、大学生やブロガーなど多くに人々に読んで貰いたいです。一人の人生の先輩の、もしかしたら僕らよりもパワフルな60歳の起業家の哲学を、声を、行動を聞き取ることができるでしょう。

多くのことを一流の企業で成し遂げて、新しいことを初めたチャレンジ精神を学べるでしょう。

本としてだけでなく生き方や勉強方法など、一人の男の生き方を知ることができます。この本を手にとってみればそれが分かると思います。紙の本でもKindle版でも、ぜひとも一度は読んでもらいたいオススメの著作でした。

60歳のチャレンジャー、保険業界の海賊の哲学を見逃すな!

 

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